個人年金保険、断捨離しました。理由と今後

ついに5年間契約していた個人年金

解約しました。

もちろん、損、しました…！！！

これから個人年金保険に加入を検討している方、

解約を検討している方向けに、

損をしてまで、なぜ解約するに至ったのかをお教えします。

↓個人年金に加入した理由や経緯については前回の記事をご参照ください。

www.minibmonowa.com

個人年金とは

個人年金については各企業ページを見たほうがわかりやすいと思いますが、

私なりにまとめると、

• 老後の年金がもらえるかわからない世の中の積立制度
• 毎月数千円～1万円程度の積み立て
• 60歳まで保険会社がお金を運用して、少しお金が増える
• 60歳になると積立完了
• カードでの支払いができるので、カードのポイントが貯まる
• 年末調整で控除があり、税金が安くなる

というもの。

個人年金保険 ｜保険｜イオン銀行

加入時に知っておきたいデメリット

• 長期投資ではあるが、30年積み立てて利率は1.1％
• 450万円以上の積立がないと、払済保険にできない
• 加入後すぐに解約すると、元金割れする

私は独身時代に加入したので、現在のように自分でお金を運用するようになるとは想定しておらず、

銀行の預貯金でためても0.001％の利息と、ほぼ０％の中、

リスク分散の意味も兼ねて、何かしら他の方法でお金をためたいと思ったのがきっかけです。

積み立てた金額、マイナスの金額

毎月コツコツ1.1万円の積み立てで、約4年間。

今まで積み立てたお金は、60万円。

解約返戻金は11万円マイナスの、50万円でした。

マイナスです。

こんなに早く解約するなら、銀行で預貯金した方が得ですね。

あー失敗した。。

マイナスなのに！？なぜ解約したのか

マイナス11万円です。2回目。

セリーヌのカバンが買えます。。

小学校の初年度の初月の費用もこれくらいでしょう。

11万円の赤字・・・。

しかし、解約しました。

なぜなら、個人年金保険で積み立てても利率が低いこと、

そして老後資金は確定拠出年金で貯めることにしたからです。

確定拠出年金も、60歳まで引き出すことはできませんが、節税対策にもなり、メリットがかなり大きいです。

そして自分で商品を選んだり、割合を考えたり、自分で運用ができます。

個人年金保険の運用は保険会社ですので、

私の元金をもとに保険会社が運用し、人件費や販管費を引いた結果の利率です。

この損が耐えられなくなりました。私は自分のためにお金を増やしたいのだ。笑

そして一番大きいのは、自分で運用するという術を身に着けたからです。

これから支払う予定だった、毎月の1万円は投資に回します。

解約するなら早いほうがいい

そして個人年金は固定金利がほとんどです。

契約時の利率で確定なので、減ったり、増えたりはありませんが、

つまり利率があがることもありません。

10年契約を続ければ、支払った元金すべてを払済保険として保険会社に運用してもらうこともできますが、

その頃には積み立てた金額は120万円。

まだ傷は浅いほうがいい。60万円積み立てて終わりにしよう。そう決めたのです。

昨年1年解約しようか、悩んでいましたが、2019年は心機一転。

いらないものは、すっぱり辞めます！

不安要素は早めに解決をする！

加入を迷っている人へ

老後の心配をするならば、まずは自分のお金の使い方を見直したほうがいいです。

そして独身なら、まだ自由なので、自分で投資や、お金を運用するという方法も検討してはいかがでしょうか。

個人年金保険は、契約時に60歳にもらえる金額が確定しています。

コツコツ積み立てれば絶対に決まった金額が返ってくる安心な商品です。

けれど、ライフスタイルに合わせて、途中で解約したり、支払いを止めると損します。

結婚後、急遽お金が必要になったときに、使えないのはデメリット。

そして老後資金を貯めるなら、確定拠出年金（ideco）のほうがいいです。

マイナス分は今までの安心料

そしてマイナス11万円は契約していた間の「安心料」として支払ったと考えています。

自分で決めた個人年金、自分で決めた保険会社、ちゃんと老後に備えてお金のことを考えているという大人になった感・・・

こんな感情が少なからずあったので、

この「安心料」としての11万円と思えば、仕方ない。とそう思えたのです。

これから

保険会社に預けている、50万円。自分の中では、もうないものと思います。

だって60歳まで引き落として、他の使い方ができるお金ではないからです。

60歳になって20代の私からふとお金が送られてくる。まるで未来の老いた自分にお小遣いを渡すような感覚です。

あまりお金を増やすことはできないけど、このお金で美味しいものを食べたり、どこか旅行にでも行ってね。

その頃はどんな暮らしをしているかな。

おにぎりさんとは仲良しで暮らしていたいです。