なぜ銀行預金ではだめなのか?
こんにちは。おにぎりです。
妻や友達からよく聞かれる、「なぜ投資をするのか」を紹介しています。
前回に引き続き記録します。
なぜ銀行預金ではダメなのか
投資をする目的については前回紹介しましたが、なぜ預貯金ではなく、投資しなければならないのでしょうか。
正直、上記老後資金をためる、教育資金を確保するという目標が達せられるならば、手段は銀行預金でもなんでもよいのです。
しかし、銀行預金だけにしてはいけない理由があります。
理由1:金利が低すぎる
現在の銀行の金利はほぼゼロです。
毎月30万円の利息を得ようと思ったら、何百億円もの預金高が必要となり、現実的ではありません。
理由2:インフレ対応できない
目標である「毎月30万円の不労所得を獲得する」と額面の金額を書きましたが、実際に重要なのは「購買力」です。
購買力とは何か?
日本はデフレが続いており、インフレで物価が上がっていくという事が想像できない人もいるかもしれません。(実際僕もインフレは経験したことがありません。)
インフレになると、徐々に物価が上昇。そしてお金の価値が下がります。
銀行預金に100万円入れたままだと、預貯金では元本割れしないので来年も100万のままです。
しかし世の中がインフレだと、物価が上がり、来年の100万円では、今年の100万円と同じだけのモノが買えなくなります。
つまり、額面の数字が同じでも「購買力」が下がっているというわけです。
もっと簡単なインフラの例
- 今年缶コーヒーが120円で買えた
- インフレで缶コーヒーが130円に値上がりした
- 缶コーヒーが120円では買えなくなった
※缶コーヒーの値段があがり(物価上昇)、お金の価値が下がったという簡単な例です。
僕たちが気にしなければならないのは、額面の数字ではなくあくまで購買力である、ということをしっかり理解しなければなりません。
実はみんな投資をしている
よく「投資よくやるね」といわれることもありますが、それは誤解です。
なぜなら、銀行に預金することも投資の一種だからです。
タンス預金やお財布に入っているお金以外は、全て投資です。
あなたも投資、しているのです。
投資と聞いて、株式の売買や、FX、不動産などをイメージするかもしれませんが、銀行預金も投資の一種です。
銀行に預金すると、銀行はそのお金を使って資金を必要としている事業者に融資したり、国債を買ったりしてお金を増やす活動をしています。
つまり銀行に預金する、ということは銀行を通して、間接的に事業へ投資したり、国債を購入する(債権投資)することと同じです。
要するに、完全なるタンス預金以外は、すべて投資であるといってよく、もはや論点は、投資を「するorしない」、ではなく、どう投資をするのか、にあります。
どう投資をするか
僕は、国内外の株式、債権(あるいは不動産)に分散投資しています。
銀行預金しかしていない、という人は、
資産を分散させず日本国債100%に集中投資しているのと全く同じです。
日本国債は、日本が危機的状況にならない限り安全ですが、その代わり利回りも非常に低い金融商品です。
僕から見ると、
「ひとつのアセットに集中投資するなんて勇気があるなァ」とか
「多額の資金を利回りの低いところに置きっぱなしでもったいないなァ。」とも思います。
まとめ
まず、ゴールがあって、ゴールを実現するために「投資」があります。
ゴールなしに投資なし。投資ありきではありません。
しかし、老後のためというゴールはほとんどの人に共通するものです。
老後を見据えて、投資に関しても万人がしたほうが良いと思っています。