貯蓄型保険に切り替える…お金のルールを知るまでの家計教えます
お金のルールについて記事を投稿しています。
僕らがお金のルールにたどり着くまでの経緯を紹介。
「一緒!」と思った方は一度見直すタイミングかもしれません。
今回は貯蓄型保険について。
加入当時の状況と、加入理由、月々の支払い金額についてです。
ちなみに今はもうやっていません。
↓お金のルールについてはこちら
貯蓄型保険に切り替えました
夫婦共通の口座を一つ、それ以外のお金は「自分のお金」という意識のもと、別口座で管理していた我が家。
しかしメガバンクの利率の低さに気づき、このままこの口座に預貯金したままではお金は増えないことに気が付きます。
そして妊娠したタイミングでもあり、生まれてくる子供のために「学資保険」の加入を検討し始めました。
そこで会社の先輩に紹介してもらった、ソニー生命の敏腕営業マンと出会います。
敏腕営業マンのススメ
ソニー生命の学資保険の利率が高いのは有名ですね。多くの方が加入していると思います。
利点は・・・ソニー銀行のサイトをご確認ください。
しかし敏腕営業マンによると、
- 学資保険はただの保険。
- 利率が低い今、特にオトクな商品ではありません!
- ○○歳でボーナスのようにお金の支給があったりするけど、このお金の元金は、あなたが積み立てた保険料です
なるほど…自分たちで積み立てたお金が、一定の年齢で返ってくるだけか。
そして敏腕営業マンは鼻息荒く、
「私のおすすめは、ソニー生命の変額保険です!!!!」
変額保険とは?
資産の運用実績に応じて保険金・年金額・解約返戻金が変動(増減)する保険です。
変額保険とは、運用実績に基づいて保険金や年金額、解約返戻金が変動(増減)する保険です。この保険は、経済情勢や特別勘定の資産の運用実績によっては大きな保障を期待できますが、一方で株価の低下や為替の変動によるリスクが発生する特長があります。
(ソニー生命サイトより引用)
- 長期的に積立て、運用してもらう
- 購入する金融商品の割合は自分で指定ができる
- 利率は平均して27%(変額なので確定ではありません)
- 保険は控除がきくので、節税にもなる
敏腕営業マンによる「保険は良い!」の結論
敏腕保険営業の巧みな話術により、私達が出した結論はこちら。
- 変額保険は上がり下がりがある
- 10年20年と長期的に運用することでプラスで運用できる!
- 子供が高校、大学に入学し、入学金が必要な頃には、ゆるやかに上がっていくことを想定
- 老後の資金もためてしまえ!
「貯金するより、保険料として積み立てて運用してもらおう」
そして
「今まで銀行でためてきた貯金も、どんどんソニー生命に積み立てたほうがいいのでは??」
とまで考えるように。
保険にかけるお金がMAXに
結果、私達は毎月手取り収入の20%を保険として支払うことになりました。
家賃や、生活費等トータルで考えると相当な金額を保険が占めていました。
保険料を払うために節約しようと思っていたし、自分のお小遣いも最低限でいいと思っていました。
お金のルールを知るまでは、こんな感じでマイルールで毎月やってきました。
もちろん毎月のお給料の範囲内でやっていたぶん、預貯金の口座が増えることはなく微減。
とにかくソニー生命への積立を毎月コツコツやっていました。
しかしよくよく考えてみれば、出産、育児休暇で妻が働けなくなる。
復帰後も、時短勤務で給料は減ってしまい、保育園料という新たな出費も増える。
今は保険料を支払えるけれど、近い将来保険料の支払いも危くなることに気づきます。
貯蓄型保険は本当にお得?
預貯金を保険という形でしている。
頭ではわかっていましたが、すぐに引き出せるお金でもないし、保険会社にあるお金なので、自分たちの資産という風に考えられなくなってしまったのです。
そして支払った保険料の中から、保険会社の利益や運営費用、敏腕営業マンの高い月収が出ているわけですから、果たして「保険で貯蓄をする」という考えは本当に正しいのか?と疑問も湧いてきました。
お金を預貯金するだけ、ではお金は増えませんが、減ることもあります。
変額保険は長期的に積み立てることで、ゆるやかに増える。
利率も預貯金よりも良いですが、保険会社が間に入る分、純利益が積立をした私達に返ってくることはありません。
夫婦別財布もそのまま
しかし、夫婦別財布の部分は変わらず、自分のお金は自分のもの状態。
将来に向けて貯金や保険で積立はしているものの、お互いの口座残高は不明。
そこで、資産や支出、収入を明確にするために、夫婦の収入をまず一本化することにしました。