ミニマリストな僕と、物が捨てられない私

ミニマリスト思考な僕と、それを邪魔する私。日々の生活の記録。

【異業種転職】30代のリアル転職体験談ーその①

 

こんにちは、おにぎりです。

 

近頃は高い有効求人倍率などを背景に転職を考える方が増えてきていますよね。

僕が以前勤めていた会社でも20代~30代半ばくらいで転職する人がちらほら出てきていました。みなさんの周りでも似たような状況があるのではないでしょうか?

 

この記事では、先日、まったくの異業種へ転職した僕が、転職活動を振り返りトピックやちょっとしたコツなどを共有したいと思います。(あくまで個人的な経験のみに基づいておりますので悪しからず。)

 

転職に興味はあるけれど、具体的な行動に移せていない方の参考になればうれしいです。

 

まずは、僕の転職活動の結果報告から

「ちょっとしたコツ」なんていってますが、実際お前転職に成功してんのか!?と思われる方がいらっしゃると思いますので、一応、転職結果の概要だけ列記しておきます。

 

  • 僕のスペック⇨30代前半。理系院卒。
  • 前職⇨企業向け製品の販促・開発担当(別に成績は普通でした)
  • 転職歴⇨なし。今回が初の転職です。
  • 活動期間⇨約3ヶ月。
  • 業種⇨まったくの異業種(BtoB企業からBtoC企業へ)
  • 転職に伴う引越し⇨なし。運良く、住居近くの会社に採用されました。
  • 年収変化⇨前職よりなんと200万円UP!!

 

上を見たらキリがないですが、正直かなり良い会社に採用されたと自負しています。

日本国内の企業としては、間違いなく上位10%以内だと言い切れる超大企業へ転職することができました。

  

特に年収が大幅にUPしたのがうれしいですね。

しかも超絶ホワイトな職場なので残業もなく、安心して定年まで高年収を維持できる見込みがたちました。

  

しかし、転職活動をはじめるのはそんなに簡単ではありません。

 

転職活動を始めるには心理的ハードルがある。

新卒で就職した会社で一生を過ごすつもりでいても、今の会社の将来性に不安を感じていたり、チャンスがあるならば自分が本当にやりたかったことやもっと条件のよい環境に移りたいと思っている方も多いはずです。

  

しかし、実際に行動するとなると、いくつか心理的なハードルがあることがわかります。

そして、それは物理的・時間的ハードルよりも超えるのが困難です。

たとえば、 

  1. なんとなく転職活動をすることに引け目を感じる
  2. 具体的に何からはじめて良いのかわからない
  3. 全く新しい会社にいくのが不安
  4. 自分には特別なスキルもないし、どうせ成功しないと思っている

  

本記事では、1つめのハードル「転職活動に感じる引け目」について考えてみます。

 

なぜ転職活動に引け目を感じてしまうのか

この心理的ハードルは日本特有のものではないかと推察しているのですが、転職活動を行うこと自体には心理的ストレスがかかります。

  

なんというか・・・、「不誠実」、「恩知らず」、「コソコソ」、「やましい」といったワードが頭をちらついてしまいます。

  

僕が思うに、これは転職活動自体を「会社に対する裏切り」と考えてしまうことが原因です。

 

日本的企業は、終身雇用制度などに代表されるように社員を「単なる雇用契約を結んだ相手」としてではなく、家族の一員として扱い、クビをきらず生活を保証する代償として自己犠牲の精神と滅私奉公を求めてきた歴史があります。

  

つまり会社は、「働く場所」としてではなく「家」として機能してきたといえます。

 

 となると、当然、社長や上司は保護者、社員は家族として認識が刷り込まれていきます。

  

最近は、終身雇用制度が崩壊しつつあり、会社の「家」としての立場が崩れてきているとは思いますが、まだまだ日本人の心の奥底で根強く残っているのではないでしょうか。

 

問題はすでに半分解決している

引け目を感じる理由はわかったけど、じゃあどうすればええねん!とお思いでしょうか。

  

しかし、転職活動に感じる引け目の理由を認識したことで、あなたはすでに心理的なハードルを半分くらい超えています。

 

理由が示されたことで、自分の気持ちの揺れを客観的に見ることができるようになります。

まったく引け目を感じなくなる方法はありませんが、精神が動揺する理由がわかっている、というだけでだいぶラクになると思います。

  

あとは、先に転職していった同僚などに連絡をとって話を聞いてみることでしょうか。

実際、僕も先に転職した同期の友人の話に触発されて転職活動を始めたみたいなところありますし。

 

最後に

自分の人生は自分のものです。

もしやりたい事が他にあるのなら、より良い環境にステップアップしたいなら、会社に庇護を求めるのではなく、少しの引け目を感じながらも転職活動を始めてみればよいと僕は思います。